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梅小路蒸気機関車館
梅小路蒸気機関車館に行って、汽車が活躍していた時代の空気に浸りました。SLって何か人を惹きつけるパワーがありますね。時々、こういうどっしりした力強いものを見ると、元気が出ます。

汽車1
入口は、1996年に現役を引退するまで、日本最古の木造駅舎として活躍した旧二条駅舎です。移築されて現在は資料展示館として使用されています。

汽車2
1914年から1929年の間に687両が製造された当時を代表する旅客用機関車、8630号です。

汽車3
20組のレールが放射状にひかれています。

車庫
扇形車庫:1914年に建設された、現存する日本最古の鉄筋コンクリート建築。

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author:seiki, category:建築の保存・再生, 11:10
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神服神社の補修下調べ
 高槻市宮之川原元町の神服神社は、平安時代に編纂された『延喜式』にある古社で、境内は1000坪を越すほど広く、建物の規模はさほど大きくないですが丁寧な造りの社殿で、行事も盛んな神社です。最近は痛みも目立ってきたので、修理の方向で調査を行いました。
 延喜式に記載が有るということは、1000年を超える歴史ということですから、歴代の宮大工の精神を、しっかりと勉強させていただくつもりです。

階段
柔らかなカーブのある欄干にも、格の高さが表れています。

本殿
屋根内部の調査中です。

彫刻
目立たない所にも華麗な彫刻がされていて、見事です。


《参照HP》
神服神社公式HP http://www7b.biglobe.ne.jp/~kamuhatori/

延喜式神社の調査 神服神社 http://www.geocities.jp/engisiki/settu/bun/st060403-01.html

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author:seiki, category:建築の保存・再生, 01:34
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お寺の現況調査
 3月初旬から、大阪市内にあるお寺の現況調査をさせていただいています。当社が昨年まで3年越しで修復を担当させていただいた、高槻のお寺さんのご紹介です。前回は昭和30年代後半(1960年代)に手を入れておられますが、それから50年以上経て、補修と耐震補強が必要となっています。調査をしていると、昔はどう考えて施工したのかと良い勉強になり、なんだか昔の棟梁と一緒に仕事をしているような気持ちになります。

寺
親鸞聖人像があります。

内部
内部の金箔も年月は経ていますが、丁寧な施工で渋い美しさがあります。

棟札
昭和37年の文字がある棟札を見ています。


創建は文明年間(室町時代)といわれる歴史のあるお寺ですが、現存の元となる本堂は安永9年(1780年)に再建されたようです。

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author:seiki, category:建築の保存・再生, 20:02
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家建てるなら緑植えよ
 1月29日土曜日の朝日新聞朝刊社会面に、こんな記事が大きく載っていました。



 兵庫県西宮市の目神山町が兵庫県西宮市の景観法に基づく重点地区に指定され、法的な規制で景観保護をしていくという。この地区は、阪急甲陽線甲陽園駅から15分位坂道を登った所からさらに甲山の方にかけての緑豊かな所で、2003年には原則百坪(330平方メートル)以上の戸建て住宅以外は新築させない規制や、2008年には地元の目神山地区まちづくり協議会が住宅の外観に対するガイドラインを作成したりと、景観保護のための熱心な取り組みをしている所です。
 今回の規制の目玉は“緑視率“という考え方で、建築計画で一般的な緑被率(敷地に対する植栽の比率割合)とは異なり、道路から家を見た時に視野に入る緑の量を15〜20%以上確保しなさいという指標。つまり道路に面した駐車場や家を一定量、緑で覆いなさいということだとか。地区の取り決めを条例にまで押し上げた、協議会の方たちの行動力には拍手を送りたい。
 目神山は元々は甲山の麓の緑の中に茅葺きの家が点在するような、阪神間の隠れ家のようなところでした(古ーい話ですが)。その後建築家の故石井修先生が、ご自宅を建築され、建物はどこに?と探さないといけないほど、自然に溶け込んだ住宅群を建てて、住環境のお手本を示してくださった素晴らしい住宅地です。見晴らしも良くて大阪湾が一望でき、人気がぐんぐん上がって、最近はちょっと行き過ぎかもという気配もあるようでした。
 目神山町のある甲陽園は高級料理旅館『播半』も有名でしたが、廃業、売却、マンション建設という大変残念なコースを辿っています。また、以前は甲陽園の駅近くにカソリック大阪大司教館があり、その敷地内に石井修氏の設計による名建築「司祭の家」がありましたが、こちらも震災後に売却され、マンションになっています。そんなことで、現在の甲陽園、目神山周辺は以前に比べると緑が減っています。開発はある程度やむを得ないにしても、新しい建物の質が良ければ、影響も少ないのですから、具体的な指標が示されたことは大きな一歩前進だと思います。
 緑視率15%なら、生け垣などの工夫次第で、それほど無理な事でなく、良好な環境を維持するために、他の地域でも目安となる目標かと思います。高槻なら例えば日吉台、南平台などは今のところOKなのではないでしょうか。ただ周辺の緑に頼って、自分の所ぐらい実用一点張りで大丈夫だろうなんて思うと、潤いはあっけなく失われてゆきます。またまた昔の話ですが、昭和30年代ぐらいは、大抵の住まいに植え込みや生け垣があり、この指標をクリアーしていたのでは?
 ともあれ、石井先生に報告したいような朗報です。

参考:目神山の四季(石井修)
    (目神山の一連の住宅設計に対して日本建築学会賞を受賞)
   播半(エコライフダイアリー)在りし日の播半の写真のあるブログ
   はり半の自然を残そうはり半跡地開発問題対策委員会

〈緑視率〉 路上に立った人の視野に占める草木の緑の割合。一般的に、街並みや地区など広い範囲を対象にしたときの景観規制の指標として用いられている。西宮市は目神山地区での規制にあたって、住宅1棟を道路側から見た場合に対してこの考え方を当てはめた。


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↓朝日新聞1月29日の記事(関西版)
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author:ink, category:建築の保存・再生, 18:50
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杭全神社、桧皮葺の修復
 暑いですね〜!とは言っても、7月中の常時稼動のボイラー室の中にいるような暑さから、朝夕は休み時間のあるボイラー室の隣にいるぐらいの暑さに変わってきてほっとしています。エアコンの運転時間が過去最高ではないかと思いますが、皆様のおうちではいかがですか。暑い暑いと言っても、日陰や屋内、特に土間ならひんやりしていたのは、いつごろまでだったでしょうか。エアコンが普及してからは、建物に暑さを和らげる工夫をするより機械力に頼ってしまい、お互いに空気を熱して、ふうふう言っているとは…と思いながら、先日見学させていただいた杭全神社の桧皮葺の屋根の香りを思い出しました。 
 大阪市平野区の杭全神社は、平安時代にまで遡るような大変歴史のある神社ですが、ご縁を頂戴して宮司様のご自宅を当社で施工させていただき、以来長年にわたってお世話になっています。今回はご自宅の事でお伺いしたのですが、ちょうど2010年晩秋の完成を目指して、本殿の桧皮葺の屋根修復工事の真っ最中なので、特別に見学させていただくことができました。

参照:杭全神社公式HP内に詳しい工事経過が掲載されていますので、どうぞご参照ください。
   御屋根葺き替え工事日記

杭全3

杭全2

杭全1


 瓦葺き、銅板葺き、桧皮葺、茅葺きなど様々な屋根材料と、その葺き方に、それぞれ独特の美しさがありますね。しかし考えてみると茅葺や桧皮葺は、全く自然素材そのままなのですが、その仕上がりは素朴どころか、見事なまでに完成度が高く芸術的です。これが日本文化なのだなと、連綿と続く職人の仕事を本当に大切にしなくてはと思いました。

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author:seiki, category:建築の保存・再生, 23:31
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