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見積りと予算調整
 住まいの計画の中で、見積もりは当然皆さん一番気にかかる所で、提出する私共も苦心します。けれど私共はご予算を一旦横に置いた、理想通りの内容でお見積もりさせて頂きます。お客様には「見積もりは、いずれにしても必ず予算をオーバーしますので、最初はそれを意識しないで、何でも全てご要望を出して下さい」と、お願いしています。
 最初におよそのご予算(肚づもり)は立てておられるので、それに近づけるような、ご提案と見積もりをするという近道もある訳ですが、私共は近道はしません。それは、近道は効率的かもしれませんが、心の中の要望をずっと包み隠したままになってしまう事があるからです。家造りは一生に、そう何度も無い大仕事です。「遠慮も諦めも無しに」本音のご希望を伺って、そこからスタートします。予算的に無理かと思っていた事が、案外発想を少し変える事で実現できる事もあります。あれもこれもしたいと思っていたことを、全て見積もりという形にして見ると、将来の2期工事とした方が良い事や、よく考えるとあまり重要な事ではないと自然に気づく事もあります。
 料理に例えると、美味しいものを食べたいと思っても、ある程度予算には範囲があるからと、A,B,Cなどのコースメニューを選ぶような事をしがちですね。住宅展示場で家を選ぶのは、これに似ています。我々の考える家造りは、料理人とお客様が知り合いになって、色々と話をして好みを十分理解した上で、一緒に料理を作って行くような感じです。
 大まかなメニューが決まったら、目利きの料理人の案内で、実際に食材を仕入れに行って、あれこれカートに入れる。そしてレジに行く前にプロのアドバイスを受けながら、家計簿的発想で、お肉は絶対コレが良いけど、特上のデザートは今後の楽しみにして、今回は果物だけにしておこうかとか、ワインは健康のためには、むしろ小瓶にしておいた方が良いかなというふうに調整をする。
 こんなおつきあいをして、基本計画から設計、お見積もり、予算調整、などで約6〜8ヶ月間かけて、ご契約、建築確認申請、着工となります。その後は、古家のある場合は解体、地盤調査、地鎮祭、遣り方(地割り)、基礎工事と、建物を建て始める以前の準備も大切です。同時に使用材料の手配、刻みを経て、建前と上棟式の晴れの日を迎えます。
 我々の作る伝統工法の家は、機械も利用しますが、基本は手刻みで、上棟の日は大工総出で心と力を合わせて、柱と梁を組み上げます。棟木の取付けには、可能な時にはお施主様にも加わって頂いて、皆で棟木を引き上げ、千歳棟トーントーン、万歳棟トーントーン、永歳棟トーントーンとかけ声とともに、棟を木槌で納めて完了です。上棟式はそれまでの労をねぎらい、感謝を捧げて今後の安全を祈る大切な儀式で、何度経験しても身の引き締まる感動のシーンです。
 
 秀基礎 H様邸の刻み

 秀邸基礎 基礎工事

 秀上棟 足場組

 秀 一階完成

 秀上棟式 棟木が上がりました!



 旗
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author:seiki, category:混構造の住宅H様邸, 22:14
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