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鬼に訊け 宮大工西岡常一の遺言
 法隆寺宮大工、西岡常一棟梁は、建築に関心のある方なら、説明の必要のないほど著名です。昭和の法隆寺改修時に、大学教授と補強鋼材が必要か否かで大論争をされました。またお弟子さんの小川三夫さんの本や講演を通じて知っておられる方もあるでしょう。そんな西岡棟梁の言葉(遺言)、作業風景などを見聞きできるのがこの映画です。今は京都シネマで上映中です。上映終了となる前に、是非是非多くの方に見ていただきたいです。

 鬼と呼ばれているが、映画でその姿や表情を見ると、実に優しい感じがする方です。優しい心があるからこそ、脇目もふらずに、法隆寺を守ることだけに一生を捧げた。そして、眼に見えない物作りの心を、代々の棟梁を代表して、残してくれた。我々もスケールの差こそあれ、真心を込めて後代に、伝えるべきものを伝えなくてはいけないと、ジーンときました。


西岡



公式HP 「鬼に訊け 宮大工西岡常一の遺言」

京都シネマHP

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author:seiki, category:おすすめ本や催し, 18:43
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山下清展あと2日です
 心斎橋の大丸百貨店イベントホールで開催されている、山下清展、あさってまでなので行けるかどうか…時間的に厳しいですが、なんとか時間をとりたいと、チケットを目立つ所に置いています。この人の作品を見ていると、人間の才能とか能力って、無限と言ってもいいほど懐の深い物なんだなあと思います。彼が入園した千葉県の養護施設「八幡学園」で、指導の一環であった「ちぎり絵」が、画才を目覚めさせたそうです。もちろんきっかけを作った学園の先生方の力も大きい。でも教えられて出来た事ではなく、彼の持っていた力が絵画の面では大変大きかった。そして彼の才能を開花させるには、もう二つの要素があったのを、案内リーフレットで見て知りました。一つはアメリカの雑誌「ライフ」が清の作品を見て驚嘆し、放浪中の清を探し始めたこと。そして実弟が、鹿児島で発見された清を迎えに行き、以後弟家族と同居して、制作を行ったこと。私たちが山下清の絵を通して、何気ない日常の中の素晴らしい風景を見る事が出来るのには、本人の能力、それに合った導き、理解者、家族の支え、色んな幸運が重なっているのですね。幼児のような目と心で捉えた、彼の絵は誰にとっても、心のふるさとのような感じではないでしょうか。

2012年3月8日(木)→20日(火・祝)
●会期中無休
【入場時間】
午前10時→午後7時30分(午後8時閉場)
※最終日は午後5時30分まで(午後6時閉場)
【会場】
大丸心斎橋店イベントホール[北館14階]
【入場料<税込>】
一般 800円、大高生 600円、中学生以下は無料。

山下清



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author:seiki, category:おすすめ本や催し, 00:15
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夢見る家具/森谷延雄の世界
 洋家具デザインの黎明期に美しい光を投げかけた家具デザイナー森谷延雄の作品を見るために、昨日INAXギャラリー大阪に駆け込みました(会期最終日)。わずか33年の生涯にデザイナーとしても教育者としても、こんなに素晴らしい業績を残し、また廉価で芸術面でも許容される家具をという趣旨の活動をスタートしていたことに、深い感銘を受けました。会場では青年が2人、展示資料の前からほとんど動かず、くい入るように見ていました。おそらく家具に関わっている若者なんだろうな〜物作りに込める思いは同じだなと頼もしく思いました。復元された家具、ディテールのメモや美しく彩色されたデザイン案など、どれも素晴らしかったですが、会場入り口のパネルにあった言葉が、殊に印象的だったのでメモしてきました。

 『(森谷延雄は)関東大震災後に粗製濫造されてゆく洋家具を目の当たりにして「恐ろしい濁流の時代が来た」と悲鳴にも似た警鐘を鳴らしている。』
 本橋浩介(佐倉市立美術館 学芸員)


 現代はさらに酷い状態になっている訳で、もし森谷延雄が今を見たらどう言うだろうとため息が出ました。

椅子
「鳥の書斎」の肘掛け椅子(復元)佐倉市立美術館蔵
 H698×W735×D650(mm) 雨宮秀也 撮影

書籍
夢みる家具 森谷延雄の世界 (INAX BOOKLET) Amazon

 この後、名古屋へ巡回する予定(3/4〜5/19)、見逃された方は名古屋までなら遠征の価値は充分あると思います。

INAX 展覧会情報 展覧会案内
夢見る家具展 プレスリリース

伊那

 ギャラリー入り口はINAX大阪ショールームの中ほどの右手にあります。
行き帰りに商品を見て下さいという配置ですが、ギャラリーの入口前にブックコーナーや椅子があり、INAXの文化活動をゆっくり見ることができます。忘れられそうだが注目すべき事をコンスタントに取り上げておられ、良い勉強になります。

参照:kittsan流(図録を用いた詳細な紹介blog)
   家具デザイナー森谷延雄回顧展(2007)千葉日報《ちばとぴ》
   画像・説明共に解りやすい記事です。
    (以前の新聞記事のため、リンク切れの恐れアリですが)
   
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author:ink, category:おすすめ本や催し, 23:16
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高槻の建築家が語る「面白日常再発見術」
建築関連ですが、一味違うイベントのお知らせです。

タイトル:「けんちくに学ぶ おもしろ日常再発見術」

ゲスト:吉永健一(建築家、建築視索家)
    [web] http://yoshinagaportal.blogspot.com/
日時:2月18日(金)18:30〜21:00
会場:阪急百貨店メンズ館 3階 メンバーズラウンジ
参加費:2,000円  定員:20名

《今回のレコメンドテーマ》
★「あなたの選ぶ「いま最も気になる身近な関西の風景」を持ってきてください。」
※写真、印刷物、USBデータなど対応可能です。
※風景の住所がわかれば尚良いです。
※あくまでも「あなたにとって最も気になる」にこだわってください。
★どんなにありふれた日常風景であっても、少し視点を変えれば、そこには必ず新しい発見が生まれます。その視点をみんなで集まって共有すれば、街中で色んな楽しい遊び方を開発できるかもしれませんね。今回のクロスレコメンドラウンジでは、身の回りの建物や景色を面白く読み替える視点を提供する建築家 吉永健一さんをお招きします。京都の町家の断面をリサーチするプロジェクトから、団地啓蒙チームでの活動まで「建てる」「住む」だけでなく、「視る」楽しみも与えてくれる吉永さんと共に「いま最も気になる身近な関西の風景」を交換してみませんか!?
○吉永健一氏のプロフィール○
 ユニークな発想と良質な建築デザインでなにげない日常を身の丈よりちょっぴり背伸びした毎日に変える建築家。中崎町の「コモンカフェ」などを手がける。
 また、建築の魅力を世に知らしめる活動も行う。
 京町家のリサーチ「キョート*ダンメンロシュツ」、
 団地啓蒙チーム「Project D」、
 昭和の建設映像の研究会「UCFA」など。


*お申し込みなど詳細は、下記をご参照ください(定員あり)。
阪急百貨店メンズ館クロスレコメンドラウンジ イベント参加者募集(PDF)

 吉永先生は、団地、近代建築、町家など様々な建築の魅力を伝える活動をされていて、とても活動範囲の広い方です。定員も少ないイベントで、申し込み締め切りが15日と迫ってのご案内で申し訳ありません。地元高槻の若手の建築家が、こんな活動をされているとは心強いですね。

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author:ink, category:おすすめ本や催し, 21:15
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住み開き
 「住み開き」って聞かれたこと有りますか。プライベートな空間の一部を解放すること。
この「住み開き」がNHKの全国版でとりあげられる予定だそうです。NHK総合「おはよう日本」という朝のニュース番組の「暮らし最前線」というコーナー。

放送日時は、2月8日(火)午前6時半〜
早朝ですが、ご興味ある方はお見逃しなく。

 以前、大阪の「ニューステラス関西」で放映されたものが反響が多かったらしく、全国版で再放送されるとか。ふと考えてみると、昔は殆どの家が「住み開き」状態。ご近所同士、ちょっとお茶飲んでいってとか、レコード買ったから聴きに来てとか、交流が有りましたね(例によって、古ーい話で申し訳ない)。以前から大阪市内にそういう空間が出来ているとは、聞いたことがあったのですが、若手アーティスト達の活動で、最近かなり広まって来て、東京へも飛び火しているらしい・・・大阪から何かが広まるってなんとなく嬉しいですね。

参考:「住開き」ブログ
   谷町四丁目の「谷町 空庭」さん (住開きのパイオニア)。
   住開き「千代の家」
※「千代の家」主宰者の藤井千代江さんは「ホタルノヒカリ」や「女子高生チヨ」で有名な漫画家、ひうらさとるさんのお母様で『女子高生チヨ(64)』 のモデルになった方です。さぞ楽しい住み開きでしょうね。



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author:ink, category:おすすめ本や催し, 23:42
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